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2024-06-16 18:12:00

母と倉庫

母と倉庫.png

さて。

休日の今日は、12時頃に起きまして、母と一緒にお昼ごはんを食べました。

毎週のことなのですが、母とペヤングの大盛を半分こ。

 

それから小一時間ほど間を置いて、14時頃から、実家の倉庫の掃除に駆り出されました。

母がかねてより、緊急時の荷物を倉庫にまとめておきたいと言っていたので、その作業となります。

湿気を含んだ生暖かい風が吹く中、倉庫の中のものを半分取り出して、空いたスペースにありあわせの物で棚を作って、出したものを再びそこへ並び入れるという作業を行いました。

そのうえで、別の倉庫にある緊急時に使用するであろうテントや雨具などを、取り出しやすい箇所へ並べました。

トータルの作業時間は一時間ほどでしたが、仕事のようにすべきことが決まっており最初から最後まで計画的であったわけでもなく、母の思いつきで始まった作業だったので、作業はああでもないこうでもないといった具合に無計画でゆっくりとした進みとなりました。

私はそんな母に対して最初こそイラっとしたものの、すぐに気を取り直して前向きに取り組むことにいたしました。

こうした時、気分を変えるきっかけとなるのは、いつまでも両親が元気で生きてはいないのだという事実です。

その事実が頭をよぎると、途端にどんなくだらない会話ややりとりでも、大切な瞬間に変わります。

私は大体どんな人とのコミュニケーションでも、一期一会ということを肝に銘じているのですが、親しい人が相手だと、その傾向は顕著になります。

今日も、そうした具合に、母とかけがえのない時間を一緒に過ごせたと感じました。

70を超えた母が元気で毎日活動しているさまを見ることが出来、一緒にその時間を共有することが出来ているのは、幸せなことなのだと思います。

 

作業が終わった後は二人でアイスを買ってきて食べました。

私はルマンドの最中アイス、母はモナ王。

電気を消して影の落ちた部屋の中で、汗が引くのを感じながら半分こして食べるアイスは格別でした。

またいつ母の思いつきで駆り出されるか分かりませんが、もうこれからはどんどん暑くなる一方なので、この夏はこれ以上倉庫をいじりたくはないなと思った次第です。

 

いつか両親がこの世から去ってしまった後で、今日のような何気ない日々を懐かしく思い出すのだろうと思います。

そんな日々を予想できるからこそ、大切にしたい日常でもあったりします。

そんなことを言っていたら他人にばかりつきあう羽目になって自分のための時間が取れなくなってしまうのですが。

まぁそれはそれで、いい加減に割り切ってお断りを入れたりして、精神衛生上必要な自分の時間は確保するようにはしております。

そんなこんな。

今日はこの辺にしたいと思います。

ではまた。

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