『人はなぜクサいにおいを嗅ぎたがる? 「死体花」の開花が話題に』(ナショナルジオグラフィック日本版)
今日はフィードしている記事の中から、気になる記事をシェアしたいと思います。
上記の記事によると、7月8日、宮崎県の植物園で悪臭を放つ花であるショクダイオオコンニャクが開花して話題になったとのこと。
この文章だけではその珍しさは分かりませんよね。
私も分かりませんでした。
web検索して調べてみると、このショクダイオオコンニャクは、サトイモ科コンニャク属の植物で、なんと数年に一度、二日程度しか花を咲かせないのだとか。
なるほど、それは植物園もこぞってお披露目しますよね。
でもそれだけではありません。
この花、とっても臭いらしいんです。
英名で「corpse flower(死体花)」という名がつけられているほどで、その臭いは腐った魚、下水、死体を混ぜ合わせたような強烈な匂いを放つとのこと。
うーん、嗅いでみたい!笑
記事では、人はなぜ臭いにおいを嗅ぎたがるのかについて言及されており、その答えとして「良性のマゾヒズム」という人の性質があげられています。
簡単に言えば、安全地帯にいながら不快な思いをすることに快感を覚える性質ということです。
ホラー映画を見る、辛い物を食べる、ジェットコースターを楽しむetc...言われてみれば思い当たりますね。
臭いにおいを嗅ぎたがる点についても同じことが言えるらしいです。
ちなみに、このショクダイオオコンニャクの匂いを再現しようと思えばできるらしく、その方法については密封容器にサンプルを閉じ込めて分子構造を再現するという方法が考えられるということです。
以外と原始的なんですね。
匂いは記憶と最も結びつきの深い五感であるということについても言及があり、そういえばかつて毎日のように香水をつけていた同僚の匂い、たまに同じ香水を嗅ぐと思い出すよな、なんて思い至ったりしています。
そんなこんな。
今回は匂いにまつわる記事でした。
ショクダイオオコンニャクについては、筑波実験植物園さんがブログを書いていたので最後にそれをメモして終わりたいと思います。
たまには香水を利用してリラックスしてみてもよいのではないでしょうか。