今日は新しい知識を仕入れたのでそれをシェアしたいと思います。
皆さんは、世界で最も長寿の脊椎動物をご存じですか?
その名は、ニシオンデンザメ。
詳しくはこちら。
簡単にこのニシオンデンザメの生態をメモしておきますと、
ツノザメ目オンデンザメ科に属するサメの一種で、生息域は北大西洋全域と、グリーンランド付近の海域。
ツノザメ目の中では最大種。
低温の海域に生息し、体長は7mほど。
餌は魚からホッキョクグマ、アザラシ、人間まで、食べられるなら何でも食べるとのこと。
動きは俊敏ではなく、むしろ遅く、餌を取るのも待ち伏せが多いのだろうとのこと。
既知の脊椎動物の中では最長寿で、放射線年代測定法によって推定された最も高齢な個体は392±120歳(272~512歳)。
メスの性成熟は約150年かかるだろうと推測されている。
…。
最後の一文がすごいですね。
子孫を残すにも、ものすごい気長なカップリングがなされているようです。
第一、広い海の中で相手を見つけるのが大変そうですよね。
具体的なカップリングの仕方について、興味が尽きません。
長寿の秘密は、低温による代謝の遅さだそうです。
近年、温暖化現象により海水の温度が上がっていることから、その生態系にダイレクトに影響を受ける危険性があるとのこと。
地球上の様々な生物に悪影響しか及ぼさない温暖化ですが、人類の努力で食い止められる、もしくは温度を下げることができるなら、それにこしたことはありませんね。
そんなことを考えさせられました。