2024年も、8月15日となりまして、今日は家族で両親の実家に墓参りに行ってきました。
はじめに若くして亡くなった父の親友の墓、そして母の実家の墓、最後に父の実家の墓に参りました。
朝7時半に起きて(私としてはとても早起き)、皆で弟の車に乗り込んで、片道数時間の道のりでした。
どの墓も田舎にあるのですが、あれですね、田んぼが青々としていて、稲穂が垂れていて、あとは色が茶色に変わるのを待つだけといった感じでした。
日頃、あまり田んぼを身近に感じることがない生活をしているので、久々に見た田んぼに、しばし目を奪われました。
じっと田んぼの上澄みを見ていると、タニシとおぼしき生き物がぽつぽつと見受けられたり、おたまじゃくしがいるかと思えば田んぼのへりからカエルが水の中へジャンプする様子も見られました。
どの墓も山が近いので周囲の木々では蝉の大合唱が聞こえました。
The 夏!、という感じでした。
幸いにも、天気はカンカン照りではなく、うっすらと雲が出ていたので、そんなに汗びっしょりになることもなく済みました。
お花に線香を備えて、静かに手を合わせて帰ってきました。
父の実家に寄った時には、叔母たちに出迎えられ午後のお茶をする機会があったのですが、皆、順調に年をとっていますね。
あと何年、こうして両親と共に方々への墓参りが出来ることやら。
そう思うと、この一回限りの2024年の墓参りが、かけがえのないもののように思えてきました。
盆暮れ正月と、節々のイベントに参加する度にそんなことを思います。
なるべく長い間、こうして皆で顔を合せたいものだな、と思います。
両親が死んでそれも叶わなくなれば、それはそれで受け入れるのだろうか、などと、まだ来ぬ未来に思いを馳せたりもします。
皆さまはどのようなお盆をお過ごしになられたでしょうか。
くしくも今日は終戦記念日。
連綿と続く命の鎖の末端に生きていることを実感する日でもあります。
どうかこの人生、最後までつつがなく生きていくことができますように。
どうか皆さまと一緒に幸せな一生を過ごすことができますように。
そう願ってやみません。
最後はなんだかしみったれてしまいましたが、今回はそんな心境で締めたいと思います。
そういえば、ドライブの途中で入った公衆トイレの鏡に映った自分が、ことのほか太って見えたので、ここに記しておきます。
今年はダイエット、頑張ろう。
うん。
死んでいった人たちにも申し訳がたたないので。
そんなことを思う、2024年のお盆でした。