「老化」と聞くと、もはや他人事ではなくなった我が身を思い、ぎくりとします。
今回は、そんな老化にまつわるお話です。
米スタンフォード大医学部が14日にオンライン科学誌「ネイチャー・エイジング」で発表した研究によると、人の老化は44歳と60歳の時に大きな曲がり角を迎えるのだそうです。
具体的には、40代半ばには、心血管疾患のほか、アルコールや脂質の代謝にかかわる分子に変化が見られ、60代になると、免疫調節や腎臓機能、炭水化物の代謝にかかわる分子に大きな変化が出るということです。
日々、着実に老いているこの体を思うと、そういった変化が起こること自体、なんだか不思議な気がいたします。
誰の身にも起こるこの「老化」ですが、美容という観点からみるとなるべくその進行を遅らせたいと思うのが一般的。
アンチエイジングの美容品のCMは日々量産され、多くの人が血眼になってその商品を買い求めています。
私はといえば、化粧っ気もなく、老いらば老いよといった姿勢でいるので、あまり美容には興味がありません。
というか、元々肌が弱く、合う化粧品がほとんどないので美容品にも縁がないと言った方が正しいです。
そういう訳で、そんなやりとりを傍から見ている身としては、多少引き気味に、けれど大いなる羨望を持って眺めています。
男女問わず、美容や健康に力を入れている方って、ちゃんとしている感じがしますものね。
その路線の叶わない身としましては、健康だけには気を付けつつ、マイペースに素敵に歳を重ねていきたいと思っております。
皆さまは、どんな素敵な老人になりたいでしょうか。
どうせなら、一緒に素敵な老後を迎えましょうね。
それまでこのブログが続いていますように。
気長に、皮膚に皺を刻むように根気よく、綴っていきたいと思います。
応援の程を、よろしくお願いいたします。