ブログ

2024-10-11 18:26:00

死について調べてみた

日本人の死生観.jpg

日本人の死生観(1,221円)

 

 

 

先日、ミステリーについてまとめましたが、エドガー・アラン・ポーの最期が実に記憶に残りました。

また、生物についてまとめたりもしていて、もろもろ、人の死生観に興味を持ったので、今日はwikipediaで死生観について読み込んでいました。

 

このページでは、主にさまざまな宗教における死生観が紹介されていました。

 

死――。

 

改めて考えてみると、生まれてから死ぬまでという一連の出来事ほど、不思議なものはありません。

この不可思議な現象の最中にあって、他者や己の死を考えること自体も、なんと不思議な行動であることかと思わざるを得ません。

 

さて、そんな死ですが、日頃そんなに身近に考えることもありません。

というわけで、今回は、日本における死をテーマにちょっと数字をまとめてみました。

 

まずは日本における死因を調べてみました。

引用はこちらのサイトから、データは令和5年(2023年)のものになります。

日本における死因の上位三つは以下のようになっています。

 

  • 悪性新生物(腫瘍/がん):24.3%
  • 心疾患(高血圧性をのぞく):14.7%
  • 老衰:12.1%

 

以上の三つで半分以上を占めています。

だいたい四人に一人はがんで亡くなるんですね。

そして十人に一人が老衰。

個人的には老衰でころりといきたいところです。

 

以下は、次のようになります。

 

  • 脳血管疾患:6.6%
  • 肺炎:4.8%
  • 誤嚥性肺炎:3.8%
  • 不慮の事故:2.8%
  • 新型コロナウイルス感染:2.4%
  • 腎不全:1.9%
  • アルツハイマー病:1.6%
  • その他:25.0%

 

100人いたら2.8人は不慮の事故で亡くなるんですね。

調べてみると、この「不慮の事故」というのは、0歳児の窒息が圧倒的に高い割合を占めているということが分かりました。

1歳以上では交通事故が一位の死因だそうです。

気をつけたいですね。

 

100人いれば2.4人が亡くなるのが新型コロナウイルスです。

もうマスクをつけている人の方が少なくなった感のあるコロナですが、こうしてみると、まだまだ猛威を振るっているんですね。

おそろしいことです。

 

さらに100人いれば1.6人はアルツハイマー病で亡くなるとのことです。

しかしアルツハイマー病で亡くなるというのは、具体的にはどういう亡くなり方をするんでしょうか。

他の病気は、その病気で亡くなるイメージがつきやすいですが、アルツハイマー病の場合は症状が進んでそれから具体的に何がどうなって亡くなるのかイメージしずらいですね。

調べてみたところ、アルツハイマー病が進行すると、嚥下機能や歩行機能が低下することにより、肺炎や転倒などが原因で死亡することが多くなるということです。

なるほど。

 

 

 

ちなみに、厚生労働省のまとめによると、2023年の日本の自殺者の数は、2万1837人ということです。

そのうち男性が1.48万人、女性が0.69万人です。

男性は女性の倍以上にもなるんですね。

そのうち、男性は40代と50代が多く、女性は50代が多いです。

また、職業別では働いている男性が圧倒的に多く、そのほかは年金受給者、主婦、男性の失業者が多いです。

自ら命を絶つ理由としては、健康問題がトップにあげられています。

ちなみに、自殺者ランキングで検索にあがってきた国は、韓国とリトアニア。

どんなお国事情があるのでしょうか。

またいつか調べてみたいと思います。

ともあれ、日本では、主に健康問題を理由に、男女ともに中年ごろに自殺をしてしまう人が多いようです。

私も他人事ではないので、気をつけたいと思います。

 

なんだか暗いまとめになってしまいましたが、死を扱う以上仕方がありません。

死は古今東西不幸の象徴とされています。

これは何故かと考えますと、やはり、誰かが死ぬと関わりのあった周囲の人々の多くが悲しむからだと思われます。

多くの人が悲しむから、忌むべきものとされてきたのでしょう。

私の場合は、私が死んでも、誰も悲しまないでほしいなと思います。

むしろ、生きている間の苦労をもうしなくてよくなったのだと喜んで見送ってほしいと思っています。

こう書くと今苦労の最中にいるかのようですが、それは半分本当で半分嘘です。

今、生きている実感としては、毎日やることが多くて(ほとんどが自分で決めたタスクです)そういう意味では苦労がありますが、それを楽しんでこなしている感じなので、苦労が苦労ではありません。

今まではそうではなく、自分の力ではどうにもならない周囲の事情に起因する苦労が多かったのですが、2024年の春ごろからそれもなくなり、比較的自由に毎日をおくることができているので、毎日のタスクに追われながらも、それを感謝してこなしています。

総じて、今現在けっこう幸せな状態で日々を過ごしていたりします。

これもひとえに皆様のおかげだと思っております。

多謝。

 

おあとがよろしいようで。

 

それではみなさまも、よき死生観ライフを。

生きている間はお互い元気よく!よろしくお願いいたします。

ではまた!

 

 

 

 

 死を生きる.jpg

死を生きる(2,420円) 

 

トップへ戻る