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2024-09-23 17:52:00

地質年代を紐解いてゆく②

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学びなおし中学・高校の地学(2,390円)

 

 

前回のブログでは、地球46億年の歴史を、生存していた生物の特徴に合わせて4つに区切ったのでした。

今回は、それらを更に分割していきます。

 

 

まずは冥王代

冥王代は、生物が誕生する前の区分でした。

なので、これ以上分けようがありません。

 

 

次に太古代(かつては始生代といいました)。

太古代は以下の4つに分けられます。

 

  • 原太古代(40億年前から36億年前)
  • 古太古代(36憶年前から32憶年前):オーストラリアで最古の生物が発掘されている。最初の超大陸であるバールバラ大陸が形成される。小惑星がアフリカ南部に衝突。
  • 中太古代(32億年前から28億年前)
  • 新太古代(28憶年前から25億年前):光合成が行われ酸素が放出される。超大陸ケノーランド大陸が形成される。

 

 

次の原生代は、3つに分けられます。

 

  • 古原生代(25憶年前から16億年前):一日は20時間で一年は400日。大陸がはじめて安定した。光合成によりエネルギーと酸素を作り出す生物シアノバクテリアが誕生した。
  • 中原生代(16憶年前から10憶年前):コロンビア大陸が崩壊し、ロディニア超大陸が形成された。真核生物が出現した。有性生殖を行う生物が誕生した。
  • 新原生代(10億年前から5憶4,200万年前):3度の氷河期がありスノーボールアース状態であった時代がある。多細胞生物が出現した。

 

 

最後の顕生代は、以下の3つに分けられます。

 

  • 古生代(5億4,200万年前から2億5,190万年前):パンゲア大陸が形成される。カンブリア爆発が起こった。オゾン層が形成された。最古の脊椎動物が誕生した。種子植物が出現した。両生類の誕生とともに、多くの生物が陸上にあがった。
  • 中生代(2億5,190万年前から6,600万年前):パンゲア大陸が分裂する。被子植物が出現した。恐竜が繁栄した。地球規模の大絶滅が起こった。
  • 新生代(6,600万年前から現在):哺乳類と鳥類の適応が始まる。現在の世界地図が出来上がる。

 

 

以上、ざっとまとめてみました。

これを更に分けることもできます(ジュラ紀とか白亜紀とか)。

次回はそれらをまとめたいと思います。

皆さまも、よき地学ライフを!

ではまた!

 

 

 

 

 

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