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2024-09-29 17:22:00

地質年代を紐解いてゆく④

サピエンス全史.jpg

サピエンス全史 文庫(1,089円)

 

 

前回のブログでは、顕生代の古生代と中生代をまとめたのでした。

今回は残りの一つ、新生代をまとめたいと思います。

 

参照とするのは、いつもお世話になっているwikipediaです。

 

さて、新生代は、古第三紀新第三紀第四紀の三つに分かれます。

それらが更に以下のように枝分かれしています。

 

古第三紀は、以下の三つに分けられます。

 

  • 暁新世(約6,600万年前~約5,600万年前):恐竜は絶滅しており、哺乳類と魚類が進化。ほぼ現在の様相。
  • 始新世(約5,600万年前~約3,390万年前):現存する哺乳類のほとんどの目が出現。
  • 漸新世(約3,390万年前~約2,300万年前):哺乳類の進化、大型化。

 

 

次の新第三紀は、以下の二つに分けられます。

 

  • 中新世(約2,300万年前~約500万年前):生物相がより現代に近づく。ヒト科の出現。日本列島の誕生。
  • 鮮新世(約500万年前~約258万年前):ヒトの祖先の誕生。

 

 

最後の第四紀は、以下の二つに分けられます。

 

  • 更新世(約258万年前~約1万年前):チバニアン(千葉時代)のある時代。現生人類(ホモ・サピエンス種)の出現。
  • 完新世(約1万1,700万年前~現在):地球が温暖化し森林が増え草原が減った。

 

 

お疲れ様でした。

4回に分けてまとめてきた「地質年代を紐解いてゆく」シリーズも、現生人類の出現に至ったところでおしまいとなります。

地球上に誕生してまだたった1万年に過ぎない人類が、こうして科学の力で一個人ですら地球の歴史をまとめられる程にまで進化していること、そしてその中の一人としてこうしてその知識に触れている事実に、驚きと感動を覚えます。

しかし人類の科学は過去だけを研究するものではなく、いつの時代も未来を探求するものでもありました。

というわけで、また近いうちに、今度は未来の技術や宇宙について、まとめてみたいと思います。

 

それでは皆様も、よき科学ライフを!

ではまた!

 

 

 

進化論.jpg

進化論はいかに進化したか(1,815円)

 

 

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