今日は「世界郵便の日」。
郵便に関する国際機関である万国郵便連合が、1969年(昭和44年)に「UPUの日」として制定、その後1948年(昭和59年)に「世界郵便の日」として名称が変更されました。
さて郵便。
ネットで便利な生活が広まって以降、郵便物でのやりとりからかなり距離ができてしまいました。
というわけで、現在、何円ハガキがあり、何円の切手があるか知らなかったりします。
というわけで、郵便局のサイトで調べてきました。
【ハガキ】
ハガキと異なり、手紙は「定形」と「定形外」に分かれます。
定形外は、更に「規格内」と「規格外」に分かれます。
それぞれに手紙の三辺の長さや重さが細かく決められているので、詳しくは郵便局の専用ページをご覧ください。
手紙の料金で一番安いのは、定形50gまでで、一律110円です。
定形外は下が50gから140円、上は4kgまでで1750円となっています。
郵便局にはレターパックというサービスがあります。
これは専用のA4サイズの封筒を利用して、全国一律430円で荷物を送ることが出来るというサービス。
重さ4kg以内、暑さ3cmという制限がありますが、普通の手紙よりお得になっています。
ちなみに、暑さ3cmを超えて送ることのできるレターパックプラスというサービスは600円となっています。
郵便とは異なる荷物の運賃などは、郵便局の特別ページからご覧ください。
調べたところ、私の地元では一番近い場所で小さいサイズが820円、一番遠くて大きいサイズが5030円でした。
私は本州に住んでいるのですが、意外だったのが、一番遠い地域が沖縄じゃなくて北海道だったことでした。
船便があるから沖縄が一番高いと思っていました。
郵便を海外に送る際には、郵便局に初心者用ページが設けられているので、そちらを参考にしましょう。
関税を通過する必要があったり、船に乗せられない物は送れなかったりするので注意が必要です。
日本における郵便の歴史を紐解くと、中大兄皇子が有名な大化の頃にまでさかのぼります。
古代律令制において、情報の伝達は重要であったため、中央は駅路と呼ばれる道を整備して、約16kgごとに駅家と呼ばれる宿泊所を設け、駅鈴(えきれい)と呼ばれる専用の鈴を持たせた駅使を馬で走らせました。
それが鎌倉時代には飛脚となり、更に江戸時代に入り飛脚問屋などが整備され、明治時代に入り郵便となったというわけです。
歴史についてはwikipediaに詳しいので、そちらをご参考になさってください。
それでは今回はこのへんで。
みなさまも、よき郵便ライフを!
ではまた!
P.S.
最後に入れた広告ですが、アマゾンで「郵便 本」で検索するとあがってきたものです。
好評価のレビューが多かったので、タイトルの毒々しさに好奇心が動かされたのもあり載せてみました。
完全なる悪ノリなので他意はありません。
あしからず。
今日は二十四節気の「寒露」です。
とはいっても、まずは二十四節気がよく分からない。
調べてみますと、二十四節気とは、中国の戦国時代頃に成立した、一年を十二の「節気」と十二の「中気(ちゅうき)」に分類した季節を分ける区分のこととのこと。
一年が「立春」からはじまり、「大寒」で終わります。
「寒露」はその十七番目にあたります。
意味としては、「冷たい露が野草につくころ」とのこと。
確かに、このところめっきり寒くなりましたものね。
納得です。
今回は10月8日の「寒露」ですが、前回は9月22日の「秋分」で、次回は10月23日の「霜降(そうこつ)」です。
大体あいだが15日、16日あるんですね。
二十四節気は、中国の中原という地方を念頭に作られたものです。
そのため日本の気候には合わないところがあり、日本では二十四節気とは別に「雑節(ざっせつ)」というものを用いました。
全部で九つあり、その中にはなじみのある「節分」や「彼岸」などが含まれています。
それでは、今回はこのへんで。
次回、また覚えていれば「霜降」の日に、二十四節気をテーマに書きたいと思います。
みなさまも、よき暦ライフを!
ではまた!
今日は「ミステリー記念日」ということで、ミステリーについてまとめました。
なぜ今日10月7日がミステリー記念日かというと、ミステリー(推理)小説の先駆者であるエドガー・アラン・ポーが、1849年のこの日に亡くなったからだそうです。
エドガー・アラン・ポーといえば、私などは萩尾望都の『ポーの一族』という漫画を思い浮かべますがそれはさておき。
世界初のミステリー小説は、1841年に発表されたエドガーの短編小説『モグル街の殺人』と言われています。
そもそも、物語のジャンルでいう「ミステリー」とはどんなものかといったならば、「作中で謎が発生し、それが解かれていくさまを描いたもの」ということです。
そんなミステリーというジャンルの歴史も、上記の『モグル街の殺人』が発表された1841年からもう180年にもなるんですね。
というわけで、ここでは古今東西の著名なミステリーをあげてみたいと思います。
呼んだことのある作品・ない作品があるかとは思いますが、どうぞご参考になさってください。
上のみなさん、すべてイギリス関連の土地の方々です。
なぜイギリスからミステリーの歴史が始まったのかと言ったならば、wikipediaに興味深いことが書かれてありました。
以下、引用です。
”推理小説というジャンルにとって警察組織の存在は大きい。法を手に犯罪者を捕らえる新しい形のヒーローが誕生したからである。その裏側には、急速に都市化が進むイギリスで、一般市民が都市の暗黒部に対し抱く不安が高まっていた、という歴史的事実がある。そして都市化に伴うストレスのはけ口として、「殺人事件」という素材の非日常性が必要とされていたという見方もある。”
とまぁ、こうした歴史的背景があったらしいんですね。
なるほど納得です。
その時代に流行する小説のジャンルは、その時代の特色を少なからず反映しているものなんですね。
となると、現在、流行しているジャンルは何なんでしょうか。
そしてそれが反映する今の時代の特色とは……?
考えてみると面白いかもしれません。
ミステリーに話を戻しますと、そのほかの著名なミステリー作家のリストも作ってみました。
今回は、以下のサイトを参考にさせていただきました。多謝。
このほかにも、「ミステリー おすすめ 2024年」などで検索すると、読み切れないほどのミステリー小説がヒットしますので、ぜひ!
それでは今回はこの辺で。
みなさまも、よきミステリーライフを!
ではまた!
今日は「石油の日」ということで、今回は石油についてまとめてみました。
石油は、化石燃料の一種です。
化石燃料とは、地中深くに埋まっている燃料のことで、固体の石炭のほかに、気体の天然ガスなどがあります。
石油は液体の化石燃料なわけですね。
さて石油ですが、何からできているのかご存じですか。
答えは太古の生物の死骸です。
何百万年前もの太古の昔の生物が死に、その死骸の上に土が積もり、死骸がバクテリアにより分解される一方で圧縮され、なんやかんやで液体になったのが石油です。
油田から採掘したそのままの石油のことを「原油」といいます。
現在は、この原油を高さ50mほどの蒸留塔と呼ばれる装置で加熱・精製することで、様々な石油製品を取り出しています。
ものを加熱して、蒸発する温度の違いにより物質を取り出す作業を分留といいますが、蒸留塔の中でこの分留が行われているんですね。
取り出された石油製品は、温度の高い順から以下のようになっています。
上のリストにある石油製品の利用方法などについては、以下のサイトで分かりやすく説明されていますのでご参考になってください。
石油から作られている日常の製品などについては、以下のサイトに詳しいです。
その他、エネルギー全般については、エネルギー庁のサイトに最新の情報が載っているので、こちらもご参考になってください。
それでは、今回はこのへんで。
みなさまも、よき石油ライフを!
ではまた!
今日は「世界動物の日」ということで、動物についてまとめてみました。
さて、「動物」とひと口に言っても、果たして何を指しているのかぼんやりして分かりません。
「動物」の定義とは。
今日もwikipedia先生のお世話になります。
さっそく調べたところ、動物とは、「ヘッケルにより多細胞生物と単細胞生物に分けられた」とあり、更に「日常語では、前述のうち人間以外のものを指す。特に哺乳類を指すことが多い」とあります。
漠然と使っている「動物」という言葉ですが、言われてみればそんな感じがしますね。
なぜ10月4日が「世界動物の日」なのかといえば、なにやらキリスト教が関わっているみたいですね。
しかし今ではその意味も薄れ、全世界的に基金のためにといった理由で団体の活動が行われているのだとか。
ヘッケルはダーウィンと同時代を生きたものの、ダーウィンよりはひと世代かふた世代ほど後の人物です。
ヘッケルが何をしたかと言えば、イギリス生まれのダーウィンの進化論を、ドイツで広めることに貢献しました。
前回のダーウィンのまとめでも書いたかもしれませんが、こうした偉人の功績があって、今の我々の学問があるのだと思うと、頭の下がる思いがします。
ちなみに進化論の本『種の起源』は、ダーウィンが50歳の時にロンドンで出版された本ですが、即日完売だったそうです。
いかにダーウィンの進化論が当時話題を呼んでいたのかが知れますね。
日本に進化論が入ってきたのは、1877年(明治10年)6月でした。
当時、唯一の大学だった東京大学の、動物学の教授・エドワード・モースが、800人もの聴衆を前に登壇し、進化論を紹介したのがはじめとされています。
モースといえば、大森貝塚を発見したことで有名ですね。
その後、動物学科の助教授となった石川千代松という人物が、モースの講義を筆記した『動物進化論』という本を出版します。
これは、進化論を日本ではじめて体系的に紹介した本として知られています。
この『動物進化論』は、現在、国立国会図書館のサイトにて無料で閲覧することができます。
ちらっとページをめくってみましたが、戦前の文章(漢字とカタカナの活版印刷)だったので当然のように読めませんでした。
ぎゃふん。
さて今日はここまで。
色んな人がいて、進化論は世界で定説となったのですね。
こうして日本という異国の一個人でありながら、ダーウィンから広まった進化論の一端に触れることのできる事実には、驚きと感動を覚えます。
まさにバタフライ・エフェクト。
いやいやダーウィンはバタフライのような小さな存在ではありませんが。
むしろ私のこの記事が、将来的にバタフライ・エフェクトとなるかもしれませんね。
みなさまも、よき進化論ライフを。
ではまた!