今回は、『学びを結果に変えるアウトプット大全』という本を読んだので、その感想です。
本書は、精神科医・樺沢紫苑(かばさわしおん)が、一般向けに、脳の仕組みをふまえた上で、効率的にアウトプットするにはどうしたらよいかを示した一冊となっています。
見開き2ページで1項目とってあり、全部で約80項目、設けてあります。
読んでいてあまりにも重要だと思う箇所が多く、付箋を貼っていたら上の写真のようになってしまいました。
以下に、付箋を貼った箇所をまとめたいと思います。
これらの項目を、徐々に実践していけば、よりよい日々を送ることが可能になるはずです。
がんばるぞ。
皆さまも、よきアウトプット生活を!
今回は、映画『海賊とよばれた男』を鑑賞しました。
本は第十回本屋大賞受賞作品で、その流れで私もタイトルだけは知っていました。
映画があると知ったのはいつごろだったでしょうか。
2024年に入り、図書館で本を何度か借りて読んでみましたが、なかなかかたい内容でエンタメとして楽しめない。
仕方なく今回、映画を見るに至ったという訳です。
主人公・国岡鐵蔵(くにおかてつぞう)のモデルとなったのは、出光興行創業者の出光佐三(いでみつさぞう)という人物です。
映画の中では、若い頃から油売りとしてならし、自分の店を持つようになった鐵蔵が、「あいつは海賊だ」と言われながらも販路を拡大していきます。
終戦を迎え、外地から店員が帰ってくる中で、売る油もなく、鐵蔵たちはラジオを修理する仕事をしたりして食いつなぎます。
GHQの思惑や、同業者からの締め出し、メジャー(アメリカ石油会社)との軋轢など、幾多の難題を乗り越え、鐵蔵たちは自分たちの船(石油タンカー)を持つに至ります。
順風満帆に思えた国岡商店ですが、ある時期からメジャーにより石油を卸してもらえなるという、倒産の危機を迎えます。
そこで店主の鐵蔵がひらめいたのが、イランの石油を卸してもらうというもの。
当時イランは英国に搾取されていたこともあり、この話はとんとん拍子に進みます。
鐵蔵たちは、自分たちの石油タンカーを、イランの地へ送り込みます。
しかし当時、英国はイランの石油を積んだ船を軍に攻撃させるなどの措置をとっており、この任務は危険なものとなります。
船長を含む乗組員たちは、イランで石油を積み込んだ後、マレーシア近辺で英国軍艦と対峙しますが、停船命令を無視してこれをやりすごします。
石油タンカーは、無事日本へ戻ってきて、国岡商店は難を逃れます。
ラストシーン、鐵蔵は家族に囲まれ、若かりし頃の夢を見ながら90歳を超える長い人生に幕を下ろします。
いや、岡田准一の演技が光りに光っていました。
鐵蔵60歳を演じる岡田氏。
特殊メイクもありましたが、声の出し方から仕草から、老齢の鐵蔵がそこにいるかのような、圧巻の演技でした。
私の大好きな、「実話をもとにした」映画だったのですが、たった2時間には収まりきらない実際の出光興行の成り立ちを思うと、胸にずんと来るものがあります。
実際には、ものすごい多くの従業員が、鐵蔵(出光氏)の元で汗を流し、日々それぞれの人の上にドラマがありながら、今の出光があるのだなと思います。
出光のみならず、世に存在する会社の数だけ、当然のように人間ドラマがあります。
私も、働きながら、会社の来し方行く末、自分の人生に思いを巡らせます。
これから自分にどんな働きが出来るのか。
また、していくのか、そんなことを考えさせられました。
出来ることなら、後の世まで脈々と人の記憶に残る、そんな仕事をしたいと思います。
こういう気づきがあるから、映画鑑賞はいいですね。
皆さまも、よい映画ライフを!
この土日は、久々に本屋へ出かけて6,000円超分の本を買ってきました。
その中の一冊『学び効率が最大化するインプット大全』を、この日曜で読み終えたので、ここでまとめておきたいと思います。
本書は、精神科医である樺沢紫苑(かばさわしおん)が、一般の人向けに、効率的にインプットするにはどうしたらいいのかを示した一冊です。
ほとんどのページが、見開きで一項目の説明となっており、文体も専門用語がほとんどなく非常に読みやすかったです。
以下、私が読みながら付箋を貼った箇所の要約になります。
以上になります。
こうしてアウトプットしたことで、少しは本の内容も定着したでしょうか。
自分の脳に、期待したいと思います。
今回は、購入した本ではじめて出合ったフレーズ「VUCA(ブーカ)の時代」について掘り下げたいと思います。
皆さんは、「VUCAの時代」と聞いて、ピンときますか?
私はまったく初めて出会ったフレーズだったので、ちんぷんかんぷんでした。
早速ウェブ検索してみると、『VUCAとは「Volatility:変動性」、「Uncertainty:不確実性」、「Complexity:複雑性」、「Ambiguity:曖昧性」の4つの単語の頭文字をとった造語であり、アメリカとロシアの冷戦が終結した1990年代以降、まずは軍事用語として使用され始めました。』とのことです。
これが2010年頃から経済分野でも使われ始め、さらに人材育成やマネジメントなどの分野でも使われるようになったということです。
今回は検索した中でも良質だと思われる記事を二つご紹介。
上記の記事をまとめると、
ということになります。
更に記事では、そのような時代において、経営に求められる様々な提案がなされています。
さらに記事には、「VUCA時代に対応する組織づくりのポイント」や「VUCA時代に必要なリーダーシップ・マネジメントとは」や「VUCA時代に必要な人材とは」といった項目が設けられています。
いたれりつくせりの内容の文章ですが、なんと無料です。
こんな文章を無料で読める時代って、いい時代になったものですね。
「変わりやすくて、不確実で、複雑で、曖昧な」、こんな時代を生きる私たちですが、日々情報をアップデートしながら、皆でなんとか生き延びていきましょうね。
そんなことを思わされた体験でした。
しかし、なんでもかんでも新しい言葉を扱えるようになればいいというものでもありませんが。
その辺は各々の匙加減でお願いいたします。
ではまた。
「老化」と聞くと、もはや他人事ではなくなった我が身を思い、ぎくりとします。
今回は、そんな老化にまつわるお話です。
米スタンフォード大医学部が14日にオンライン科学誌「ネイチャー・エイジング」で発表した研究によると、人の老化は44歳と60歳の時に大きな曲がり角を迎えるのだそうです。
具体的には、40代半ばには、心血管疾患のほか、アルコールや脂質の代謝にかかわる分子に変化が見られ、60代になると、免疫調節や腎臓機能、炭水化物の代謝にかかわる分子に大きな変化が出るということです。
日々、着実に老いているこの体を思うと、そういった変化が起こること自体、なんだか不思議な気がいたします。
誰の身にも起こるこの「老化」ですが、美容という観点からみるとなるべくその進行を遅らせたいと思うのが一般的。
アンチエイジングの美容品のCMは日々量産され、多くの人が血眼になってその商品を買い求めています。
私はといえば、化粧っ気もなく、老いらば老いよといった姿勢でいるので、あまり美容には興味がありません。
というか、元々肌が弱く、合う化粧品がほとんどないので美容品にも縁がないと言った方が正しいです。
そういう訳で、そんなやりとりを傍から見ている身としては、多少引き気味に、けれど大いなる羨望を持って眺めています。
男女問わず、美容や健康に力を入れている方って、ちゃんとしている感じがしますものね。
その路線の叶わない身としましては、健康だけには気を付けつつ、マイペースに素敵に歳を重ねていきたいと思っております。
皆さまは、どんな素敵な老人になりたいでしょうか。
どうせなら、一緒に素敵な老後を迎えましょうね。
それまでこのブログが続いていますように。
気長に、皮膚に皺を刻むように根気よく、綴っていきたいと思います。
応援の程を、よろしくお願いいたします。