前回のブログではクジラについて書いたので、今回はシャチについて書きたいと思います。
さて、前回のブログでも書いたように、クジラはヒゲクジラとハクジラに大別され、ハクジラのうち小型のものがイルカと呼ばれているのでした。
シャチについてはどうかというと、なんとイルカと同じ、ハクジラの分類に入ります。
イルカもシャチも、ハクジラなんですね。
つまりシロナガスクジラやマッコウクジラなど大きなクジラとの違いは、その大きさだけということになります。
分布としては、極地の海のような冷たい海水を好むものの、地中海やアラビア海などにも出没するのだそう。
シャチのオスの平均呪秒は30歳、メスの平均寿命は50歳。
意外に長生きなんですね。
ちなみに、日本家屋の屋根瓦に使われる「シャチホコ」は、シャチとは関係ありません。
シャチホコの方は想像上の生き物で、頭は虎で姿は魚、尾ひれが常に空を向いているというもの。
火事が起こった際に、その口から水を噴き出して消すといわれ、屋根瓦などに使われています。
中国では宋時代に出現し、日本には室町時代に伝わり、当初寺院などで使われていたものを、織田信長が安土城天守閣に用いたことから普及したと言われています。
そんなシャチですが、日本で見られる水族館は3館となります。
意外に少ないんですね。
なかなか日本で暮らしていると、生で見る機会の少ないシャチですが、こうしてネットですぐに調べることができ、身近に感じることができるとは、いい時代になったものだなと思います。
そんなわけで、今日はシャチについて書いてみました。
皆さまも、よきシャチライフを!
ではまた!
今日は、ひょんなことから「クジラ」について調べていて、目からうろこな知識を仕入れたのでシェアしたいと思います。
クジラは大きく分けて、ヒゲクジラとハクジラに分類され、ハクジラのうち小型のものを「イルカ」と呼んでいるそうです。
つまり、イルカはクジラの一種なんですね。
知らなかったので、この事実には驚きました。
更にクジラの生体について調べてみると、クジラは「反響定位(エコーロケーション)」と呼ばれる方法で意思の伝達をしているとのこと。
「反響定位(エコーロケーション)」とは、超音波を出し、その反響により対象の詳細を知る仕組みのことです。
『52ヘルツのくじらたち』という町田そのこによる日本の小説もありますよね。
読みましたが胸にぐっとくる小説でした。
おすすめです。
さて、クジラの中で最大のものはシロナガスクジラです。
全長が30mを超えるもので、現存する動物の中では最大となります。
ハクジラの中で一番大きいのがマッコウクジラです。
私の知っているクジラの名前はそんなところでしょうか。
さらに捕鯨についての歴史に興味があったので調べてみると、北欧ではノルウェーで紀元前3000年以降に、朝鮮半島では青銅時代に、日本では縄文時代に、捕鯨をした証拠となる遺物が確認されています。
現在では国によっては問題視されていますが、日本は捕鯨の歴史が長いので一概にタブー視する必要はないのではないかと思います。
wikipediaを読めばさらに興味深いことが山ほど書いてありますが、いくら時間があっても読み切れないので今回はこの辺でドロン。
皆さまもよきクジラライフを!
ではまた。
さあ、今年もやってまいりました十五夜お月様。
コンビニなどにもお月見スイーツが並べられ、徐々にボルテージがあがっていきます。
さて、そんな2024年の十五夜はいつになるのでしょうか。
答えは9月17日(火)。
皆さん忘れずに空を見上げましょう。
さてさて、そんな十五夜おつき様ですが、正式名称を「中秋の名月」といいます。
というのも、そもそも「十五夜」とは、陰暦で一か月の半分を過ぎた日の夜のことで、毎月訪れるんですね。
古代中国から愛でられてきたそんな十五夜のお月見が日本に伝来して、日本の貴族を中心に、月を愛でながら宴を催すといった行事が恒例になります。
そんな毎月のお月見の中でも、特に月がきれいに見えたのが、秋の中の月である八月十五日の夜の「中秋の名月」なのでした。
そういうわけで、陰暦八月十五日の夜の月は、昔から愛でたいものとして親しまれてきたんですね。
そんなお月見ですが、ススキに団子がセットでお供えされます。
なぜなのでしょうか。
なんでも、団子を供えることは中国の風習らしく、日本では江戸時代に広まったそうです。
ススキを飾ることは江戸時代、江戸の一部の風習だったものが、明治時代に入り全国に広まったのだそうです。
物に歴史あり、ですね。
お月見の知識もここでおさらいしたことですし、今年は満を持して満月を待ちたいと思います。
皆さまも、よきお月見ライフを!
ではまた!
映画『シャイロックの子供たち』を鑑賞しました。
2006年に単行本が刊行された、作家・池井戸潤の経済小説を映画化したものです。
舞台はとある銀行の小さな支店、そこで現金が紛失するという事件が起こります。
その事件の裏には行員たちを含む様々な利害関係が絡み合っていて、物語は結構複雑な展開を見せます(ここで説明するのが難しいほどです)。
はじめは誰が主人公か分からない群像劇のような形ではじまりますが、次第に役者がそろっていく感じが見ていて面白かったです。
最終的には一応の大団円を迎えるのですが、それは見てのお楽しみ。
久々に社会派ミステリーに触れたので、ずっしりとした読後感ならぬ鑑賞後感が残りました。
たまにはいいですね。
それでは、皆さまも良き映画ライフを!
ではまた。
パンダ。
白黒模様と愛らしい動作が特徴的なあのパンダですが、今日本に何頭いるのか、皆さんご存じでしょうか。
早速答えを申し上げますと、その数は八頭。
私としては、意外に少ないと思いました。
さてそのパンダですが、なんと二歳になると、中国へと渡ってしまいます。
そもそもパンダですが、ワシントン条約で国際取引が禁止されているんですね。
そのため、国をまたいで動物園同士のパンダのやりとりは、中国からの借り入れという形をとります。
正式には「日中飼育繁殖研究」という名目でやりとりされています。
このパンダ、他の動物のように、繁殖期になると飼育員たちが誘導してカップルをなかば強引に誕生させて交尾させる、という方法をとることができません。
多くのパンダ同士でお見合いのようなことをして相性を見ながら自然な流れでカップルを作っていくという方法がとられます。
当然、日本にいるパンダだけでは数が少なすぎて、この方法をとることができません。
そのため、日本にいるパンダは繁殖期になる二歳になると、本国中国へと帰国してしまうんですね。
なんともせちがらいパンダ事情です。
そう考えると、人間の「パンダを見たい」という欲求のためだけに日本に連れてこられているパンダには、日本にいるあいだ、出来る限り良い環境で過ごしてもらいたいと思うばかりです。
そんな日本のパンダを見ることが出来るのは、なんと日本で二か所だけ。
驚きの少なさです。
その場所はというと、東京都の上野動物園と、和歌山県のアドベンチャーワールド。
上野動物園では、オス二頭、メス二頭の計四頭。
アドベンチャーワールドでは、メス四頭が、飼育されています。
各動物園、たった四頭で、怒涛の如く押し寄せる人間の視線を受け止めているんですね。
頭が下がります。
当のパンダは何も考えていないかもしれませんが。
さてさて、そのように海を渡る日本のパンダですが、2024年9月末、上野動物園のリーリー(オス)とシンシン(オス)が、中国へ返還されることが決定いたしました。
上野動物園のパンダは二頭になってしまうんですね。
ちょっと寂しいですね。
二頭については、高齢のための返還ということです。
上野動物園では、9月3~28日にお別れイベントを実施し、二頭のパネル写真を展示したり、メッセージを募集したりするとのことです。
お疲れさまでした、ですね。
余生は中国でゆっくりとすごしてもらいたいものです。
パンダを見に動物園に行く機会がありましたら、ぜひ今回のブログのことを頭の隅で思い出しながら見てみてください。
皆さんの良きパンダライフを願っています。
ではまた。